新設義務教育学校の制服検討委員

新設義務教育学校の制服検討委員
世の中にはどうしても、多数決で決まったものを反故にしたい人というのが一定数いるのだ。だからその人達に対して「多数決で決まったんですよ」と伝える仕事が必要になる。
この人達は一般論で言うと「数の暴力」によって少数意見がねじ伏せられたというだろう。しかしながら今回私が体験している話しではちょっと毛色が違って、少数から見て損をしていないのに、ねじ伏せられたという人たちがいるのだ。
実は、現在義務教育学校になろうとしている小中学校の新制服の推進委員をしている。昨年から1年以上かけて、新制服の準備を進めてきた。役場からの支援も取り付けて、中学生相当の7,8,9年生に対して、新制服を来年度に全員分無料支給できることになった。そこまではOK。
問題は次の年からだ。翌年男女数も変わるし、サイズも変わるので、なんだかんだで無料支給を維持しようとするとPTAとして20万円くらいお金が必要になる。一家庭当たり5~6000円くらいだろうと思う。それでも制服を普通に買うよりも圧倒的に安い。
5000円を払いたくない人たちが、新制服そのものを反対している。声がだんだんと大きくなってきているように感じるが、実際には人数は増えていない。話す回数が増えているだけだ。
一度決まったことを覆すのは難しいし、役場も予算を確保してくれていて、新制服を楽しみにしている子どもたちもいるのだ。
お金のことを無視すれば、新制服にしていいに違いない。新制服に反対な人の意見は、お金がかかることと、もったいないということ。だからお金がかからないものであれば、基本は新制服はOKなのだ。
もう少し建設的な話しができるといいなと思う。なぜこういうときに反対するのは女性なのだろうか。何か制服に恨みがあるのかもしれない。

著者

檜の里の片隅に庵を結び、世の移ろいを眺めながら暮らす物書き。
……というのは半分冗談。
地方で暮らしながら、事業、法律、政治、経済、IT、アニメ、本など、興味のおもむくままによしなしごとを綴っています。
専門家でも評論家でもありません。
日々の暮らしの中で考えたこと、学んだこと、面白かったことを忘れぬよう記録しているだけです。
昨日の自分と今日の自分が違うように、ここに書かれた考えも変わっていくかもしれません。
それもまた人の営みとして、ご笑覧いただければ幸いです。

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