人間が動く理由とは

人間が動く理由とは
D・カーネギー著「人を動かす」第一章にこのような記述がある。二十世紀の偉大なる心理学者ジグムント・フロイトによると、人間のあらゆる行動は、二つの動機から発するーーすなわち、性の衝動と、偉くなりたいという願望とがこれである。
ここでは「他人に認められることを渇望する」気持ちであると言い換えたい。偉くなりたいというのは男性的だ。男性はいつも偉くなりたい。グループの長になりたいものだし、一日の長になりたいと考えている。女性的に考えると、美しさや知性・母性・家事に対する技術などによって存在そのものを認められ、尽くされること、などと言えるだろう。
人間のあらゆる行動が、性の衝動と他人に認められることの二つの動機しかないと言われて、「まあそうだな」と納得した。たしかに今私の中にもその二つの衝動しかない。他人に認められることの中には、金銭を得ることが入っていると考えれば、納得できる。
そうすると、商売とは、性の衝動と他人に認められることに関することが良いのではないだろうか。日本マクドナルド創業者の藤田田氏の著書には、口を酸っぱくして女と口と書いてあった。女のいるところには男が来る。女は財布を支配している。女の口に入れるものを売る。私もそろそろ女性向けの商売を考えた方がいいのかもしれない。

著者

檜の里の片隅に庵を結び、世の移ろいを眺めながら暮らす物書き。
……というのは半分冗談。
地方で暮らしながら、事業、法律、政治、経済、IT、アニメ、本など、興味のおもむくままによしなしごとを綴っています。
専門家でも評論家でもありません。
日々の暮らしの中で考えたこと、学んだこと、面白かったことを忘れぬよう記録しているだけです。
昨日の自分と今日の自分が違うように、ここに書かれた考えも変わっていくかもしれません。
それもまた人の営みとして、ご笑覧いただければ幸いです。

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