生きること

生きること
生きることを子どもたちに教えないといけないときがあったとして、私ならどう伝えるだろうか。
生きるには、2つあると思う。1つは夢とか目的に向かって生きることだ。スポーツ選手になりたい。戦争を無くしたい。この知恵を誰かに引き継ぎたい。こういうような目的に沿った生活は、命の炎が続く限り、とても有意義なものになるだろう。よそ見をしたり、回り道をするような葛藤や苦悩もまた、人間であると思う。もう1つは、特にこれといってやるべきことを見据えていない、1つめと違って目的の無い生活だ。この生活をしっかりと過ごすためには、退廃的なものではなく、少しずつ蓄えて、今日を良く生きることが大切だ。寝るときに今日あった良いことを思い出して、明日は今日と同じか、今日以上に良い日になることを願って寝るのである。そういう人生も良いものだと思う。
この2種類はいずれも前向きな表現であるが、簡潔に言うと、①目的達成に向かう ②毎日健康に生きる であって、非常に単純に抽象化できる。後ろ向きな目的(復讐とか、足を引っ張るとか)であっても目的は目的であって、苦悩や葛藤は同じだし、その目的があるから眠れるのであるから、生き方とはそれぞれあるのだなと思う。
子どもたちに生きることを教えるとき、私はいくつか社会にとって有意義なことを教えないといけない。とても道徳的というか倫理的だけど、大事なことだ。1つ、人のものを奪わない、1つ、未来を善くするために行動すること、1つ、繋げること・子を為すこと。
生きるとは、誰かを生かすことであって、究極的には子どもを生み育てることなんだなと思う。善く生きるとは、善く生かすことだと思う。

著者

檜の里の片隅に庵を結び、世の移ろいを眺めながら暮らす物書き。
……というのは半分冗談。
地方で暮らしながら、事業、法律、政治、経済、IT、アニメ、本など、興味のおもむくままによしなしごとを綴っています。
専門家でも評論家でもありません。
日々の暮らしの中で考えたこと、学んだこと、面白かったことを忘れぬよう記録しているだけです。
昨日の自分と今日の自分が違うように、ここに書かれた考えも変わっていくかもしれません。
それもまた人の営みとして、ご笑覧いただければ幸いです。

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